広島労働局より「過労死防止啓発キャンペーン」ついてのお知らせです。

 

厚生労働省では、過労死等防止対策推進法(平成26年法律第100号)に基づき、

11月を「過労死等防止啓発キャンペーン」期間と定め、過労死等の防止に向けた集中的な啓発活動を行っています。

 

令和6年8月2日に閣議決定された「過労死等の防止のための対策に関する大綱」では、

以下の数値目標が掲げられています。

 

・令和10年までに、週60時間以上働く雇用者の割合を5%以下にすること
・年次有給休暇の取得率を70%以上にすること

 

しかしながら、過労死等に関する労災支給決定件数は近年増加傾向にあり、

長時間労働の是正や法令遵守の徹底が求められています。

 

特に、令和6年4月から時間外労働の上限規制が適用された建設業、自動車運転業務、

医師等の分野では、法令の遵守が重要な課題となっています。

このような状況を踏まえ、厚生労働省では、働き方の見直しと長時間労働の削減を一層推進するため、

昨年に引き続き、広く周知・啓発活動を展開しています。

 

皆さまにおかれましても、職場における働き方の改善や労働時間の適正化に向けた取組にご協力をお願いいたします。